「Google Glass」の10月のアップデートが実施された。現実世界ですぐに利用できる機能がいくつか導入されたが、うわさされていた「Glassware」オプションについては、開発者は今しばらく待つ必要があるようだ。
Google Glassの「XE10」アップデートでは、乗り換え案内機能が追加された。これは「Google Maps」にあるような機能で、Glassに道順を尋ねると、車、徒歩、自転車、公共交通機関など、ユーザーが前回設定した移動手段での行き方を教えてくれる。「Directions」(道順)カードをスワイプすると、移動手段の選択画面が表示される。
また、電子メール、ツイート、SMSのリンク先も開けるようになった。リンク先を開くには、カードをタップして、「View Site」(サイトを閲覧)を選択すればよい。そのほか、メッセージを作成する際に、相手のプロフィール画像が背景に表示されるようになった。
しかし今回のアップデートに、うわさされていたGlasswareストアは含まれていない。Google Glassの開発者であるMike DiGiovanni氏は、米CNETの取材に対し、サードパーティー製アプリをインストールする「正規の」手段がこのストアだと述べている。
DiGiovanni氏はGlasswareのサポートが期待される理由について、「Googleが先週Mirror APIベースのGlassware(アプリ)の配布を開始してから、(Glasswareのサポートが)意味を持つようになってきた」と説明している。
DiGiovanni氏によると、XE10にこのサポートが隠されておりアクティベートされていない可能性があるが、数日あれば見つけ出せるという。
現在、Google Glassにサードパーティー製アプリを入れるには、外部からロードする必要があり、ほとんどのモバイルアプリのように、アプリ市場やアプリストアから直接インストールすることはできない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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