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松村太郎が気に入った「iOS 7」7つの機能、iWork無料化が意味すること - (page 2)

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スマートフォン・タブレットを消費環境からクリエイティブ環境へ

iWork、iLifeなどのクリエイティブなアプリを、新規購入したiOSデバイス向けに無料で提供し始めた
iWork、iLifeなどのクリエイティブなアプリを、新規購入したiOSデバイス向けに無料で提供し始めた

 iOS 7でAppleはデザイン変更や細かい使い勝手の向上などに努めている。同時に、iPhone発表イベントでのサプライズは、iOSデバイスをこれまでと違った性格のデバイスとして使ってもらおうとする流れを見つけることができる。

 9月10日のiPhone発表イベントで、iPhoneを披露する前に行ったアナウンスは、iOS向けのiWorkアプリ(ワープロ・ページレイアウトのPages、表計算のNumbers、プレゼンテーションのKeynote)と、iLifeアプリの一部(写真管理・編集のiPhoto、動画編集のiMovie)の合計5本のアプリを、9月1日以降にアクティベーションしたiOSデバイス向けに無料でダウンロードできるようにするというものだ。

 ユーザーは必要に応じて、いつでもこれらのアプリをインストールすることができる。筆者は過去にこれらのアプリを購入して利用してきたが、Macとほとんど同等の機能を、タッチ操作で簡単に利用でき、初めて使う人にとっても使い始めやすいアプリ群だ。

 スマートフォンやタブレットは、これまでカメラ以外はコンテンツを閲覧・消費するための道具として位置づけられてきた。パソコンはビジネス文書や写真・動画などを編集するマシンとしての役割が残ったが、閲覧についてはモバイルデバイスの手軽さや自由さが勝る状態だった。

iPhoneで利用するPhotoの画面。写真編集をタッチ操作で簡単に行えるようになった
iPhoneで利用するPhotoの画面。写真編集をタッチ操作で簡単に行えるようになった

 しかしAppleはiOSデバイスを単なる閲覧のためのデバイスにとどめておくつもりはないようだ。確かに、iOS 7に対応するRetinaディスプレイを搭載したLTE版のiPadを考えると、画面のサイズこそパソコンの方が大きいが、画面解像度や通信速度はパソコンのそれと同等か、上回る場面すら出てきている。

 手軽で自由なデバイスが、クリエイティブなマシンに変わったらどうなるだろう。AppleはiOS 7向けのアプリ群の無料化で、「消費するデバイス」から「創れるデバイス」への脱皮を狙っている。もちろんこれらのアプリはAppleのデバイスでしか動作しないため、他社との差別化要因にもなる。また特にiPadは教育向けの導入も進んでいることから、教育現場での活用方法の変化も起きそうだ。

 ぜひ新しいiOSデバイスをアクティベートしたら、これらのアプリを一通り試してみて欲しい。

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