ソフトバンクモバイルは9月20日、iPhone 5s/cを発売した。午前8時からの発売に伴い7時45分からソフトバンクショップ銀座にて発売セレモニーをスタート。今回はiPhone 5sの予約を受け付けないとあって早くから160人以上が並んだ。
ソフトバンク代表取締役副社長の宮内謙氏は、今回KDDIに続きドコモが参入することに触れ、「5年間、先にiPhoneを扱ってきた。一番大きいのは現実にトラフィックをマネジメントしており、一度も(大幅にネットワークが)落ちたことがない。販売の現場にもiPhoneマスターがいる。ぜひ私どもから購入して欲しい」とアピールした。
会場には白戸家のCMでおなじみの上戸彩さんがゲストとして登場。iPhone 5s/cのどちらが好みかを聞かれ、「両方!」と笑顔を見せた。「(iPhone 5cのような)つるつる、(iPhone 5sのような)キラキラはテンションが上がる。写真もいいし、LTEの電波もいい。いろいろ助けられている」とアピールした。
上戸さんが現在使用しているiPhone 5は、孫正義氏から手渡されたもので、「運気が上がる気がして手放せない」と語ると、宮内氏が「今回も手渡します」とフォローする場面も見られた。
一番最初に並んだのは、東京都町田市から来たという大学生の井上拳斗さんだ。17日の正午から並んでいたという。これまでに3回並んだものの一番がとれず、念願の一番になれたと笑顔を見せた。井上さんが選んだのは、iPhone 5sのゴールドとiPhone 5cのピンクだ。アンケートで一番人気の色と下位だった色を選んだという。
ソフトバンクのiPhoneを選んだことについて、長年の経験があること、キャンペーンなどの価格が安いことを理由に挙げた。ネットワークは、井上さんが通う神奈川県にある大学の一部で圏外になるところがあるとし、ぜひ改善してほしいと宮内氏に直訴する場面もあったが、それ以外は満足しているという。
なお、同日はNTTドコモがドコモショップ丸の内店で、KDDIがKDDIデザイニングスタジオで発売セレモニーを開催した。アップルストア銀座店も700人を超える行列ができるなど、盛り上がりを見せていた。
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