Tumblrが、ソーシャルデータプラットフォームのDataSiftと提携した。消費者が広告主のウェブサイトについて何と言っているか、広告主に消費者のインサイトを提供するのが目的だ。
DataSiftは米国時間9月16日から、Tumblrのリアルタイムデータへのアクセスを開始する。また今回の提携には、Tumblrの過去データへのアクセスも含まれている。Tumblrのデータを収集することで、消費者が企業や組織のサイトについて何と言っているかが分かるとDataSiftは述べている。そのような消費者のインサイトを提供することで、広告主のソーシャルマーケティングキャンペーンを支援するのが目的だ。DataSiftはFacebookやTwitterとも同様の提携関係を結んでいる。
2013年に11億ドルでTumblrを買収した米Yahooにとって、これは重要な動きとなる可能性がある。その買収金額から、投資家はYahooがTumblrを通じて売上を伸ばすことを期待しており、Yahooにとってその最善の方法は広告だ。Tumblrとしては、表向きは、広告主とデータを共有することで、同社サービスにより多くのマーケティング予算が集まることを期待している。
今回の提携の条件は明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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