Twitterは、135文字のつぶやきで同社の新規株式公開(IPO)申請について発表したのに続いて、VIPユーザーと気軽にコミュニケーションできる状況を制限するためのプロセスに着手することを発表した。まずは、Twitterの一般ユーザーからのメンションを除外する特別なフィルタを設けることから実施する。
つまり、(青色のチェックマークで示されている)認証済みアカウントの所有者が、著名人ユーザー同士の会話だけに注目できるようになるということだ。
発表には、「われわれは、例えばこれをモバイルに導入することなどにより、この機能の進化と改良を今後も続けていく。これにより、認証ユーザーはTwitter上で他のユーザーを効率的にモニタしたり、メッセージをやりとりしたりすることが可能となる」と記されている。
この動きに対して、皮肉を込めたハッシュタグ「#firstworldproblems」が真っ先に付けられる可能性がありそうだ。しかし、認証済みアカウントを持つTwitterユーザーには、多数のメンションが殺到している。拡散するツイートに対する応答もあれば、最新ニュースに対する反応もある。Twitterにとっても、最も実り多く華やかなユーザーベースの要望に応えるのは非常に簡単なことだ。
結局のところ、NBAのLeBron James選手がライバルのKevin Durant選手のフットボールにけちをつけたことで受けた何千件ものメンションをかき分けて、Durant選手からの反論を見つけなければならないようなことがなくなれば、世の中もっとましになるのではないだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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