レストラン予約サイト「ポケットコンシェルジュ」を運営するポケットメニューは9月11日、フジ・メディア・ホールディングスの投資子会社であるフジ・スタートアップ・ベンチャーズ(FSV)および日本ベンチャーキャピタル(NVCC)の運営するファンド、個人投資家を引受先とした約6000万円の第三者割当増資実施したと発表した。
ポケットコンシェルジュは、同社が厳選したレストランと提携し、その空き状況の確認および予約ができるサービス。レストランは「カンテサンス」「アロマフレスカ」といった有名店、西麻布の紹介制レストラン「くすもと」など東京の約50店舗をラインアップ。通常のユーザーであれば直近3日の予約が可能。月額980円のプレミアムユーザーになれば、同社のコンシェルジュがユーザーの条件に合わせて店舗のセレクトから予約までを担当してくれる。
ポケットメニュー代表取締役社長の戸門慶氏は板前出身でその後飲食店のコンサルティングやプロデュースに従事した経験を持つ。これまでのキャリアや、店舗側のノウハウを知る同氏だからこそ、有名店などにもサービスのコンセプトが受け入れられたという。現在のユーザーは数千人。30代以上の比較的所得が高く、会食等の多い人が多い。1回の利用額が1万円以上となる場合は男性、それ以下であれば女性のユーザーが中心となっているという。
今回の第三者割当増資では、事業基盤を強化することに加えて、提携店舗エリアを東京に加えて京都や大阪へも拡大する。また海外展開も進める予定で、すでにフランス・パリでのサービス展開も視野に入れているという。
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