Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は米国時間9月10日、同社の生産性スイート「iWork」のモバイルアプリ版を新しいデバイス向けに無償提供すると発表した。
Cook氏はカリフォルニア州クパチーノで開催したAppleの特別イベントで、iWorkアプリ(「Keynotes」「Pages」「Numbers」が含まれる)と、「iMovie」「iPhoto」を紹介。同社はこのイベントで2機種の新型「iPhone」も披露した。
「1回のタッチで、これら5つのアプリが一気にすべてダウンロードされ、いくつかの追加アプリも入手できる」(Cook氏)
これらのアプリは、新しい「iOS」デバイスでは無償となる。こうしたデバイスには、「iPad」、iPhone、第5世代の「iPod touch」が含まれる。Cook氏は、iWorkをAppleで最も売れているモバイル生産性スイートと呼び、これによって同社のモバイルデバイスは単にコンテンツを消費するだけでなく、「コンテンツを作り出すことにおいても優れた」ものになっていると述べた。
「iWorkはユーザーの生産性を向上するための真の主力となり、iPhotoとiMovieは創造性の向上に大いに役立つだろう。このようなアプリを搭載するプラットフォームはほかにない。これらのアプリを搭載すれば、あらゆるiOSデバイスはさらに優れたものになるだろう」(Cook氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果