Microsoftの関係者は過去に、同社の「Surface」タブレット用に、バッテリを内蔵したキーボード兼カバー開発している可能性について示唆していた。
Neowin.netやSuperSite for Windowsが報じている匿名の情報筋からの新たな情報では、こうした新カバーが実際に準備段階にあると示唆されている。
これらの情報筋によると、「Power Cover」と呼ばれるこの新カバーにより、Intelの「Haswell」プロセッサを搭載した「Surface Pro 2」や、Intelプロセッサを搭載した既存の「Surface Pro」、ARMプロセッサを搭載した発売予定の「Surface 2」のバッテリ持続時間が延長されるとのことだが、実際にどれほどの時間長く使えるようになるのかは明かされていない。
SuperSite for Windowsを運営するPaul Thurrott氏によると、バッテリを内蔵した新型の「Type Cover」は、既存のものより厚さが約4mm強増えるという。なお、既存の「Type Cover」の厚さは0.21インチ(5.33mm)だ。
しかしこれらの報道によると、新カバーが利用可能になるのは、Surfaceの新機種が実際に登場する後になる可能性があるという。
ARMプロセッサを搭載した第1世代の「Surface RT」のバッテリ持続時間は8〜10時間である一方、Intelの「Core i5」プロセッサを搭載した第1世代のSurface Proのそれは4〜5時間となっている。
またMicrosoftの関係者は、Surface用のキーボードである「Touch Cover」と「Type Cover」の双方について、将来的にカラーバリエーションが追加されるとも示唆している。同社は「Microsoft Worldwide Partner Conference 2013」(Microsoft WPC)で、Surfaceの周辺機器のカラーバリエーションを拡充する予定だとの発言を繰り返している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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