初音ミクを開発した、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が会見に登場。
伊藤氏はマジカルミライを、コンサートのみではなく複合型イベントとして開催した意図について「初音ミクは本来音楽のソフトウェアで、音楽やイラスト、動画など創作活動の文化が中心。コンサート自体は非常に盛り上がるものであるが、根底にある創作文化がなかなか伝えきれなかったと感じていた。特に若い方々に創作の文化を伝えていく場を、コンサートと一緒に提供すべきと考えていた」という。
8月31日には英語版「初音ミク V3 ENGLISH」のダウンロード販売を開始、9月26日にはVOCALOID3を活用し、Macにも対応した「初音ミク V3」の発売を予定している。「海外のユーザーを増やすとともに、日本のクリエーターが海外に向けて発信できる有効なツールになると思う」と伊藤氏はコメントした。
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