発見とRSSリーダー機能を合体させた「Digg Reader」の「Android」版アプリをDiggが公開した。インターネット上の興味深いリンクを収集するアグリゲータ―としてかつて重要な地位にあった同社は、その地位を取り戻そうと懸命になっている。
Diggは米国時間8月29日、ブログ投稿で次のように述べた。「ウェブ版の『Digg』と同様に、Android版Diggでも、Diggのホームページと『Digg Reader』からの最新ニュースがすべてユーザーのAndroid端末向けに最適化されて表示される」
Android版Diggの登場で、Googleがフィードリーダーサービスおよびアプリの「Google Reader」を廃止したことを受けての代替アプリ競争が本格化している。新たなDigg Readerサービスは「Feedly」「AOL Reader」などのサービスと競合しており、モバイル向けアプリをリリースすることで市場でより安定した足掛かりが得られる。
Diggは、リーダーアプリをiOS向けに既に公開している。
RSSおよびAtomフィード技術を利用することで、ユーザーはウェブページを定期購読して新着情報を即時にチェックすることが可能だ。ただし、同技術はハイテク好きなユーザーには人気が高いものの、真のメインストリームになったことはない。
Diggは今回のAndroid版アプリについて、次のように述べている。「今回は、われわれにとって初めてのAndroid向けリリースであり、今後数カ月間のうちにアップデートと改良を着実に進めて行くつもりだ。いくつか足りない機能として、『Show Only Unread Items』(未読アイテムのみ)表示、文字サイズと表示モードオプション、バックグラウンドでのアップデートといった機能があるが、これらについてはまだテスト中であり、その他の新たな魅力的な機能とともに、間もなく追加される予定だ」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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