Facebook、利用規約の改定案を提示--ユーザーデータの広告利用を明確化

Jennifer Van Grove (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 福岡洋一 (ガリレオ)2013年08月30日 11時15分
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 Facebookは同社のサービスを規定する2つの重要文書に変更を加えようとしている。これには、会員のデータを広告に使用する慣行をめぐる2年越しの法廷闘争を決着させる狙いもある。

 Facebookは「Data Use Policy」(データの使用に関するポリシー)と「Statement of Rights and Responsibilities」(Facebook利用規約)という2つの法的文書の改定を提案しており、その一部は裁判所からの命令を受けたものだ。改定案は、会員のデータが広告目的でどのように使われるかを知らせるとともに、同社のデータ収集慣行をさらに明確にすることを目的としている。

 Facebookはユーザーが確認できるよう改定案を公開しており(ただし投票は行わない)、7日間以内に意見を寄せるよう求めている。

 広告についての方針は変えていないが、Facebookは同社の慣行を説明し、これまで曖昧だったために一部ユーザーが不満を訴えて同社を提訴することにつながった部分を明確にしようとしている。Facebookは2011年、「Like」(いいね!)ボタンを押した情報を会員に許可を求めたり報酬を支払ったりせずに広告に使用したことで、プライバシーの権利を侵害したとして非難された。訴訟は2年続き、米国時間8月26日にようやく和解した。

 その結果、Facebookが提案する利用規約の広告に関するセクションは以下のようになっている。

 利用者は弊社に対して、弊社が配信または促進する商用コンテンツ、スポンサー記事、関連コンテンツに関して、ユーザーネーム、プロフィール写真、コンテンツ、情報(「いいね!」しているブランドなど)を使用する許可を与えます。つまり利用者は、たとえば、企業やその他の組織が利用者に対価を支払うことなく利用者のコンテンツや情報と共に利用者の名前やプロフィール写真を表示するために、弊社に対して料金を支払うことを許可します。利用者がコンテンツや情報について共有範囲を指定した場合、弊社はその設定を尊重します。

 利用者が18歳、またはその他適用される成人年齢に満たない場合、利用者は、利用者の少なくとも1人の親または法的保護者も利用者に代わって本セクションの条件(および利用者の名前、プロフィール写真、コンテンツ、情報の使用)に同意していることを表明します。

 一方、データの使用に関するポリシーの改定案で広告に関するセクションはさらに広範な内容になっており、会員のデータをどのような方法で広告とともに使用できるかが例示されている。このセクションの改定案は以下のようになっている。

 関連する広告を提供する他に、Facebookは広告とソーシャルコンテキストを組み合わせることがあります。ソーシャルコンテキストとは、利用者または利用者の友達が実行したソーシャルアクションに関する記事を意味します。たとえば、レストランの広告に、友達がそのレストランのFacebookページに「いいね!」したというニュースフィード記事が表示されることがあります。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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