Googleは、「Google+ Hangouts」サービスのHD動画対応を特段の発表もなく開始した。
Googleのバイスプレジデントを務めるChee Chew氏は、GigaOmが米国時間8月28日に掲載したインタビューでこれを認め、同社はビデオチャット機能であるHangoutsのビデオコーデックを、H.264から同社が2010年に発表したオープンでロイヤリティフリーな「VP8」に移行する作業を開始したと述べた。GigaOmによると、VP8はHangouts上で720p HDの動画をサポート可能であるという。
しかし、それがGoogleの取り組みの最終目標ではない。同社はGigaOmに対し、ゆくゆくはWebRTC規格に移行する計画だと述べた。WebRTCについては、オンライン通信規格の次なる大きな波と捉える人もいる。プラグインを追加することなくリアルタイムの音声と動画を伝送可能であることがその主な理由だ。Googleは同規格を支持しており、今後数カ月のうちにそれがHangoutsに導入される可能性は高いとChew氏は述べた。
Googleはそれまでの間は、Hangoutsに対してVP8による720p HDを提供し続ける予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ