Facebookが友達や家族の写真スライドショーを独自に解釈した機能を開発した。同社は米国時間8月26日、複数のユーザーが1つのアルバムに写真を投稿できるようにする新機能を発表した。
「Shared Albums」(共有アルバム)というふさわしい名前が付けられたこの機能は、家族との最近のバカンスやグループでのキャンプ旅行、結婚式、多くの人が集まったイベントで撮影した写真を見てもらいたいと思っているユーザーには特に有益だろう。これまでFacebookユーザーは、自分のプロフィール上に自分で作成したアルバムにしか写真をアップロードすることができなかった。
共有アルバムを作成するには、中心となる1人のユーザーがアルバムを作成し、その後でFacebookの友達を寄稿者として追加する。追加された寄稿者はアルバムへの写真の追加や閲覧、編集ができる。ただし、寄稿者が編集したり、削除したりできるのは寄稿者自身がアップロードした写真だけだ。
FacebookのソフトウェアエンジニアであるBob Baldwin氏はMashableに対し、「現状では、ユーザーがパーティに参加したとして、そのパーティの写真を含む3つのアルバムが作成された場合、(プライバシー設定によっては)それらの写真すべてを閲覧することはできない可能性がある。これは、ちょっとした混乱や苛立ちの原因となる」と述べた。
この新しい共有アルバム機能には、3種類の閲覧設定が用意されている。寄稿者のみ、寄稿者の友達、すべてのユーザーの3種類だ。Mashableによると、アルバム作成者は最大50人の友達をアルバムに招待することが可能で、それぞれのユーザーは最大200枚の写真を追加することができる。
共有アルバム機能は26日より、英語圏の国の一部のユーザーを対象に適用が開始されている。Mashableによると、この機能は最終的にすべてのユーザーに公開される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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