Facebookは米国時間8月23日、サービス開始から1年未満のギフトショップ「Facebook Gifts」において、物理的なアイテムの販売を取りやめると発表した。代わりに、このウェブおよびモバイル向けマーケットでデジタルギフトカードの取り扱いを充実させるとともに、「Facebook Card」を売り込む予定だ。
Facebookの広報担当者は米CNETに対し、「2012年12月にGiftsを開始して以来、ユーザーから選ばれた商品のおよそ80%がギフトカードだった。したがって、今後はより多くのデジタルコードを追加するとともに、Facebook Cardをより多くの小売業者で利用できるようにする。Facebook Cardとデジタルコードを対象とした今回の変更には、物理的なギフトの廃止も含まれる」と述べた。
デジタルのみとなったFacebook Giftsは、デザインも新しくなり、23日から全Facebookユーザーの1割を対象に適用されている。今週中にはすべてのユーザーに新しいFacebook Giftsマーケットが披露されるはずだ。
Facebook Giftsでは、より広範なブランドのギフトカードを数多く販売する予定で、場合によっては、これまで配達できる商品に限定していた提携企業からのデジタルコードも取り扱う予定だ。また、Facebookでは初めて、額面を変えられるギフトカードを購入することが可能になる。
さらに同社は、一部の小売業者での支払いに使えるプリペイドタイプのカードであるFacebook Cardを、より多くの店舗で支払いに利用できるようにする計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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