Twitterが、必見のテレビ番組にユーザーを誘導する新しい仕組みをテストしている。
Twitterは「Trending」ボックスを一部ユーザーのタイムラインに挿入し、話題のテレビ番組を紹介している。
TwitterユーザーのAnthony Geranio氏(@asg)は米国時間8月13日夜、テレビ番組のTrendingボックスがタイムラインに挿入されていることに気づいた。ボックスでは、今話題のテレビ番組が複数紹介されており、スクロールして閲覧することが可能だ。ボックス内の各番組には、カバーアートや最初の放送時間およびチャンネル、エピソード番号、関連ツイートの件数などの情報が付与されている。番組をクリックすると、関連するTwitterアカウントやツイートを閲覧することができる。
#BREAKING: Twitter update shows what's trending in your timeline. pic.twitter.com/ck35BY2Pv9
— asg (@asg) August 14, 2013
Geranio氏がTechCrunchに伝えた話では、同氏は「iOS」版アプリ内のツイートタイムラインでTrendingボックスを発見したという。ボックスは、タイムラインをスクロールすると下に流れていくが、番組に関するツイートが大量に投稿されると再び上部に表示されると同氏は話っている。
Twitterはこの機能についてコメントすることを控えた。同社は一部のユーザーを対象に、さまざまなデザインをテストすることで知られている。つまり、テレビ番組のTrendingボックスは、ユーザーの挙動に大きな影響を及ぼすと判断された場合に限り、すべてのユーザーに公開される可能性が高い。
Twitterは広告主向けの補足的なアドオンとして、この機能をテストしているのかもしれない。Geranio氏は米CNETに対し、「現在、ボックス内で紹介されている番組は、流行の度合いだけに基づいて選ばれているわけではなさそうだ」と述べた。取り上げられた「trending(話題の)」コンテンツの一部はTwitterの広告主から提供されているのではないかと、同氏は考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」