長い間低迷していたFacebookの株価が回復したおかげで、最高執行責任者(COO)のSheryl Sandberg氏が9100万ドルもの大金を手にすることになった。
米国時間8月9日に米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、Sandberg氏は7日、37.79~38.78ドルの株価で計237万株を売却したという。Sandberg氏は、Facebookの新規株式公開(IPO)が行われた2012年5月以降、自身の持ち株の一部を定期的に売却してきた。今回の売却の数日前、Facebook株の終値はIPO時の設定価格である38ドルを超えた。38ドル台を回復するのに14カ月かかったことになる。
当然、Sandberg氏はFacebookの、素晴らしいとは言えないまでも上昇した株価によって多くの利益を得てきた。同氏は、7日の売却より前にも、2013年だけで4300万ドル超に換金しており、また大量の株式を手元に残している。Sandberg氏が今回売却した株式は、同氏の持ち株全体の約5%に相当する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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