LinkedInは好調だった前四半期に続き、米国時間8月1日に発表した第2四半期決算でもウォール街の事前予想をはるかに上回る利益を計上した。
LinkedInの第2四半期の売上高は前年同期比で59%増加して3億6370万ドル、1株あたりの利益は38セントとなった。LinkedInはビジネスに特化したソーシャルネットワークで、現在2億3800万人の会員を擁している。すべての費用を差し引いた純利益は370万ドルだった。
アナリストは売上高を3億5385万ドル、調整後利益を1株あたり31セントと予想していた。
LinkedInの最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Weiner氏は次のように述べている。「会員数の飛躍的増加と積極的関与を原動力として、第2四半期は営業上も財務上も記録的な結果となった。当社では自らの長期的な可能性を完全に実現するため、LinkedInプラットフォーム全体の規模拡張に向けた投資を継続している」
LinkedInの最大の収益源は依然として、企業の採用担当者向けに提供している雇用関連の製品スイート「Talent Solutions」だ。Talent Solutionsの売上高は前年同期比で69%増加して2億510万ドルになった。LinkedInはマーケティング製品から8560万ドル、プレミアム会員契約の販売から7300万ドルを得た。前年同期と比べると、マーケティング製品事業は36%の増加、プレミアム会員契約の販売事業は68%の増加だ。
第2四半期決算の報告から1週間ほど前には、ウェブおよびモバイルのストリーム内広告「Sponsored Updates」を広範にリリースしたばかりだ。これは、Twitterの「Promoted Tweets」やFacebookの「Sponsored Stories」と類似の仕組みだ。LinkedInはこれが同社のマーケティングソリューション事業にさらに多くの売り上げをもたらすと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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