ソーシャルネットワークのFacebookは米国時間7月31日、最新の出来事やニュース速報とのつながりを強化する試みとして、「Embedded Posts」をリリースした。これはFacebook上で一般公開されているコンテンツを、ニュースメディアにとってアクセスしやすくするというものだ。
この新機能の狙いは、メディア、そしてゆくゆくはあらゆる人がFacebookの公開アップデートを自身のウェブサイトに埋め込めるようにすることだ。こうしたアップデートには、写真、動画、ハッシュタグに加えて、ユーザーや「Pages」の投稿などが含まれる。埋め込まれたコンテンツを閲覧したユーザーは、記事の「Like」(いいね!)をクリックしたり記事を共有したりできるだけでなく、そのPageのLikeボタンをクリックしたり、そのコンテンツを作成したユーザーをフォローしたりできる。
リリース時点では、自社の記事にFacebookのアップデートを埋め込めるのは、CNN、Huffington Post、People誌を含む少数のメディアに限定される。Facebookの広報担当者はこの機能について、「近いうち」により広範なユーザーに公開すると述べた。
FacebookのソフトウェアエンジニアであるDave Capra氏は声明で、「本日我々は、Embedded Postsの提供を開始する。これは最も説得力がありタイムリーな公開記事をFacebookから他のウェブ上に展開できるようにするものだ」と述べた。「毎日、有名人やジャーナリスト、さらには多くの一般の人々が、世界中で起きている出来事について、Facebook上で自らの考えを表明し、公開している」(Capra氏)
この新機能を利用可能な場合、公開アップデートのドロップダウンメニューに「Embed Post」オプションが表示される。クリックすると数行のコードが生成され、これをウェブサイトやブログにペーストできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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