Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏とChina Mobile(中国移動通信)の会長である奚国華氏が再び会談を行い、両社の提携の可能性を模索した。
両者は北京で30日に会談を行い、「提携に関連するさまざまな事柄」について話し合ったという。Reutersは米国時間7月31日、China Mobileの電子メールによる声明を掲載した。同広報担当者は、話し合いの具体的な内容や、Cook氏と奚氏が将来的に協力する可能性には言及しなかった。
Appleは何年も前からChina Mobileの支持を得ようと努めているが、これまでのところ、両社は折り合いを付けることができていない。China Mobileは、自社の顧客が「App Store」で何かを購入した際に売り上げの一部を受け取れるのなら、「iPhone」に自社のネットワークを開放することを前向きに検討してもよいと考えている、と報じられたこともあった。一部報道によると、Appleはその考えに難色を示したという。
それ以降、両社はほかの提携方法について話し合っている。「提携」という考えは過去に何度か提起されたが、本稿執筆時点では、いかなる契約も締結されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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