Googleはテレビでウェブ上の動画をストリーミング視聴できるようにするドングル「Chromecast」の人気がどれだけのものになるのか、はっきりと予想できていなかった。このため同社は販売を促進するために、3カ月間無償でNetflixを利用できるというキャンペーンを展開した。しかし、反響があまりにも大きかったため、Chromecastの発売からわずか1日で同キャンペーンを中止することになった。
GoogleはLos Angeles Timesに宛てた声明で「Chromecastの発売後、予想を超える大きな反響があったため、Netflixを3カ月間無料で利用できるというキャンペーンを終了させた(当初から数に限りがあった)」と記している。
このキャンペーンの内容は極めて魅力的なものだった。Chromecastの小売価格は35ドルであり、Netflixのストリーミングサービスの価格は通常の場合、3カ月間で23.97ドルとなっている。なお、Netflixは今回のキャンペーンを新規顧客も既存顧客も利用できるようにしていた。
しかしChromecastが発売されて1時間も経たないうちに、発送が1週間待ちとなった。そして、Googleがこのデバイスを発売した翌日には、eBayで100ドル以上の値が付くようになった。
この件に詳しいGoogleの関係者によると、同キャンペーンはNetflixのプロモーションコードを使い切ったために終了しただけであり、慌ててサービスを停止したわけではないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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