「Windows 7」向け「Internet Explorer 11」、デベロッパープレビュー版がリリース

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2013年07月26日 08時52分
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UPDATE Microsoftの「Build」カンファレンスにおいて、IEチームは「Internet Explorer 11」(IE11)が「Windows 7」に対しても提供される予定であることを認めていた。IE11は、「Windows 8.1」向けに開発されたMicrosoftの最新版IEだ。IEチームは米国時間7月25日、Windows 7向け「Internet Explorer 11 Developer Preview」をリリースした。このデベロッパープレビュー版には、多数の新しい「F12」開発者ツールが含まれている。

 Windows 7向けIE11のデベロッパープレビュー版は、25日からダウンロード提供されている。この新しいデベロッパープレビュー版は、「Windows Server 2008 R2」上でも動作する。

 Windows 7向けIE11には、「Windows 8.1」向けバージョンと同じ機能がすべてではないが多数含まれている。Windows 8.1は現在、パブリックプレビュー版が提供されている。

 両者の相違点は以下のとおり。

  • Windows 7向けIE11では、URLバーがこれまでどおりブラウザの最上部に表示される。Windows 8.1向けIE11ではURLバーが最下部にある。
  • Windows 7向けIE11では、ウィンドウあたり最大100個のタブを同時に開く機能は無効になっている(同社関係者らによると、Windows 7向けIE11はデスクトップ/Win32アプリであり、「モダン」なMetroスタイルアプリではないためだという)。
  • Windows 7向けIE11は、Windows 8.1向けバージョンのような高画質動画のエクステンションをサポートしない。「Windows 7ユーザーには、オンラインの保護されたコンテンツをストリームして参照する手段が多数存在し、ユーザーは引き続きそれらの手段を使用することができる」ことを同社広報担当者は認めた(つまり、「Silverlight」や「Flash」のことである)。
  • Windows 7向けIE11は、Googleの「SPDY」プロトコル(HTTP 2.0の先駆けとなるもの)をサポートしない。
  • Windows 7向けIE11は、ブラウザセキュリティを強化する「Enhanced Protected Mode」をサポートしない。
  • 「UI Responsiveness」タブがF12 開発者ツールにおいて無効になっている。ただし、「基盤のWindows 7プラットフォームのアップデート」によって、Windows 7向けIE11の正式版リリース時には、このサポートが含まれる予定である。

 Microsoft関係者らによると、上述のいくつかの相違点を除けば、Windows 7向けIE11とWindows 8.1向けIE11はほぼ同じであるという。Windows 7向けIE11にも、同じ性能改善、ページ読み込み時間の高速化、新しい規格のサポート、改訂されたF12 開発者ツールが提供されると、IEBlogのブログ投稿には記されている。Windows 8.1向けIE11と同様に、Windows 7向けIE11では、「WebGL」がサポートされる。JPG画像をGPU上でリアルタイムにネイティブにデコードするため、ページの読み込みが高速になり、メモリ使用量が少なくなり、バッテリ持続時間の改善につながるという。HTML5リンクのプリフェッチとプリレンダリングもサポートする予定。ガーベジコレクションやJIT(Just-In-Time)コンパイルの変更を含む、JavaScriptエンジン「Chakra」の変更にも対応する。


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