社会問題を共有して行動を促す「TRAPRO」、KDDI ∞ labo第4期の最優秀アプリに

岩本有平 (編集部)2013年07月23日 19時09分

 KDDIは7月23日、同社が手がけるインキュベーションプログラム「KDDI ∞ labo」のイベントを開催。第4期の最優秀アプリを発表した。

 KDDI ∞ laboは、グローバルに通用するインターネットサービスの開発を支援する3カ月間のインキュベーションプログラム。2011年にスタートし、これまで19チームを輩出してきた。プログラム採択チームには開発環境や最新端末を提供するほか、識者が登壇するイベントや講義の開催、KDDI社員によるメンタリングなどがなされる。将来的にはKDDIのベンチャーキャピタルファンドからの出資も視野に入れる。

 第4期に採択されたのは合計5チーム。その中から最優秀賞およびソーシャルアントレプレナー賞に選ばれたのは一般社団法人リディラバの「TRAPRO」となった。TRAPROは、社会問題をサイト上で知り、スタディツアーに参加することで、その問題の現場を知ることができるサービスだ。サービスを「issue(問題意識)の百科事典」と表現しており、問題意識を他者と共有することで個人の行動への推進力とするため場としている。

 また、スマートフォンアプリをプログラミングなしで作成できるヒトクセの「Smart Canvas」はベストエンジニア賞、「学び」の記録や共有ができるライフイズテックの「mygrow」はCreate the Future賞、「Kawaii」をテーマにしたキャラクターのコンテンツに特化したコミュニティサービスであるEunoの「Kawaii Museum」はJapanese pop culture賞、同い年のユーザーと2週間限定の「クラス」を作ってコミュニケーションをするwe-bの「Class」(9月中旬提供予定)はCool デザイン賞にそれぞれ選ばれた。Classは、イベントに来場したオーディエンスが各チームのプレゼンテーションを聞いて選ぶオーディエンス賞にも選ばれた。

 またKDDIでは、ライフイズテックと共同で7月25日〜26日にかけて、中高生向けに「∞ Jr. ハッカソン&アイデアソン」を開催する。このイベントはKDDI社員が参加する中高生をアドバイスをしながらサービスのプロトタイプを開発し、技術とアイデアを競うというもの。

 さらに、KDDI ∞ laboの第5期メンバーも募集中だ。応募条件はプログラム期間の3カ月間でベータ版サービスを開発できる技術力を有していること。チームは最大3名。個人、法人は問わないが、法人の場合は従業員10名以下、設立3年未満であること。プログラム期間中にKDDI担当者とのアドバイスを受ける場に参加できることなどとなっている。

 また、18歳以上の学生でプログラム期間中も在学中であることが条件となる「学生枠」、HTML5を生かしたサービス、もしくはHTML5の特徴を生かしたサービスを効率的に開発できるためのツールに限定した「HTML5枠」も用意する。詳細および応募はKDDI ∞ labo公式サイトから。


一般社団法人リディラバのCEOの安部敏樹氏(中央左)らプログラムの参加者ら

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