投稿型ストックフォトサービスの「PIXTA」、英語版公開でサービスを加速

岩本有平 (編集部)2013年07月18日 20時00分
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 写真や動画素材を販売する「PIXTA(ピクスタ)」を運営するピクスタは7月18日、英語版サイトを正式公開した。

 ピクスタは、ハイアマチュアカメラマンやプロカメラマンなどのクリエーターから集めた写真や動画、イラスト素材をオンラインで販売するサイト。現在500万点の素材が利用可能で、登録クリエーターは約12万人。素材はサイズによって価格を一律で設定しており、写真やイラストであれば525円から、動画であれば2100円から購入できる。著作権はカメラマンに帰属するが、画像を加工して利用することも可能だ。

 クリエーターに対しては、販売実績などの条件により販売金額の34%以上を還元している。中にはPIXTAだけで年間1000万円以上を販売するクリエーターも存在するという。同社ではクリエーターの採用時に提出するポートフォリオを厳しくチェックするほか、リアルイベントの開催や提携するモデルの情報を集めた「モデルキャスティングシステム」なども提供。品質の担保に注力しているという。

 2006年のサービス開始から販売数も順調に拡大。2012年には30万点の素材を販売している。「もともとは“ガラケーサイト”での利用が多かった。2009年頃にネット副業のブームがあってクリエーターも増加。同時にネットコンテンツの制作コスト低下から、(安価な)投稿型のニーズが高まってきた」(ピクスタ代表取締役の古俣大介氏)

 今回の英語版でターゲットにするのは、中国、韓国などの東アジア。「欧米はマーケットが大きいが、すでにレッドオーシャン化している。一方で、東アジアにはPIXTAのようなサービスはまだあまりなく、Getty ImagesやFlickrで探しているケースがほとんど。その地域であれば人物系の素材などもそのまま利用できる」(古俣氏)。また、東南アジアについては、シンガポールに拠点を置き、カメラマンネットワークの構築から進めているところだという。

 英語版の素材は5ドルから提供する。2014年末にアジアでコンテンツ数100万点、売上高1億円を目指す。

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