スタートトゥデイは7月16日、ブラケットの完全子会社化を発表した。同日開催の取締役会で株式交換の実施を決議し、株式交換契約を締結した。
スタートトゥデイは、日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」の運営を中心とした事業を展開している。一方ブラケットは、オンラインストア作成サービス「STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)」を展開している。STORES.jpでは、2012年9月のサービス開始から累計約4万のオンラインストアが開設されている。
STORES.jpで開設されるオンラインストアの約70%がアパレルカテゴリ関連のストアであること、出店者からの販売支援や物流サービスに対する需要が高まっていることなどから、両社のシステム基盤やサービス体制を連携させることで、さらなる拡大成長を実現できると考え、株式交換の合意に至ったとしている。
子会社化に伴い、スタートトゥデイはブラケット株1株に対して、350株を割り当てる。ブラケットは900株を発行しているため、スタートトゥデイ株31万5000株が割り当てられることになる。スタートトゥデイの7月16日11時30分時点の株価は2078円のため、ブラケットの時価総額は約6億5457万円となる。
スタートトゥデイでは、子会社化に伴う連結業績への影響は軽微と見込んでいる。
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