米Yahooは米国時間7月15日、使われていないユーザー名のリクエストサイトを正式に開設した。ユーザーはここから、1年以上使われていないYahoo IDの取得を申請できる。
Yahooは6月、使われていないアカウントを閉鎖することによってサイトの整理をさらに進めると述べていた。IDが消されないようにするには、15日までにユーザーがログインしさえすればいいことになっていた。
ユーザー名をリクエストするには、希望する選択肢の上位5つを「Yahoo! Wish List」ページに送信する必要がある。Yahooは各ユーザーに対し8月中旬に、どのIDが利用可能か通知するとともに、そのIDを取得するためのリンクを送信する予定だ。
Yahooはまた、セキュリティを重視していることも強調した。同社はブログ記事で、個人情報へのアクセスを混乱させることなく切り替えを行うためのアプローチについて概要を示した。
ユーザーが新しい電子メールアドレスを使用してやり取りをしようとするサイトにそのアドレスがもう登録されていた場合(Yahooによると、こうしたケースは「われわれが再利用することになるアカウント全体のごく一部」だという)、Yahooでは、日付に基づいたマーカーを追加してアカウントの照合に役立てる計画を用意している。そのため、たとえばFacebookのようなサイトが、メールアカウントの新しい所有者を誤って古い所有者のアカウントに結び付けるようなことはない。
Yahooのブログ記事には次のように書かれている。「われわれとしては、特にEコマースやアカウントの復活を目的としてユーザーとのやり取りに電子メールを使っているところは、すべての企業がこの措置を導入してユーザーのセキュリティを確保してほしいと考えている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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