インクリメントPは7月10日、街のスポットをテーマにした無料のソーシャルメディアサービス「colorTown」をリニューアルしたと発表した。ウェブサービス版とiPhoneアプリ版がある。
colorTownは、街のお勧めスポット情報を書いたり、位置情報から地図をもとに近くのおすすめスポットを検索したりできるサービスだ。
サービスのコンセプトは「みんなでつくるあなたのためのタウンマガジン」。インクリメントPの北谷尚大氏は、「今あるサービスは、写真+コメントを集合知的に投稿し、見た人が(いいねなどの)レーティングを付ける──といったライトなものが多いが、colorTownは雑誌のような感じで見て欲しいというのがあった」と企画の背景を語る。
1つの投稿に対して写真を5枚まで付けられるほか、文章は100文字以上、400文字までの投稿が行える。最低文字数を設定することである程度のハードルが生まれ、投稿はポジティブなものが集まる。また、読み手にとっても読み応えのあるものになっているという。
「投稿の量では勝てないかもしれないが、クオリティは絶対的にいいと言えるものが集まっている。書き手のお勧めの気持ちが伝わってくるものを評価してあげられる仕組みを提供したい」(インクリメントP 豊田俊作氏)。
iPhoneアプリ版とウェブサービス版が用意されており、iPhoneで写真だけアップして保存しておき、PCでゆっくり書くといった使い方もできる。
colorTownは4月にスタートしたが、ほとんどPRはせずに社内のスタッフなどを通じユーザーインターフェースや機能の改善などに注力してきたという。今回、PCサイトの全面リニューアルとiPhoneアプリケーションのバージョンアップを行った。PCサイトでは、これまでのレポート投稿機能に加え、タイムライン、マップ、マイページの機能を追加。iPhoneアプリと同等の機能がPCサイトでも利用できるようになった。
iPhoneアプリ版は表示や投稿機能の改善に加え、iOS向け無料地図ナビアプリケーション「MapFan+」との連携に対応。スポットの位置をMapFan+で確認できるようになった。
なお、colorTownではPCサイトのリニューアルを記念し、7月10日~7月31日まで「第1回 街の賢者コンテスト」を実施する。コンテスト期間中のレポートの投稿数や、質に応じてAmazonギフト券をプレゼントするとしている。
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