マイクロソフト、組織再編を計画か--主要幹部の役割が拡大の可能性

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年07月04日 11時51分

 Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏が組織再編を検討しており、複数の主要幹部の役割を拡大するつもりでいるとの報道がなされた。

 Bloombergは米国時間7月3日、「この件に詳しい複数の人物」の話として、「Skype」担当プレジデントを現在務めているTony Bates氏が企業買収に加えてソフトウェア開発者とのリレーションシップも担当するようになると報じた。また、「Windows」部門を率いているJulie Larson-Green氏が全社を通じたすべてのデバイスのハードウェアエンジニアリングを担当することになるという。このポストの候補者としてDon Mattrick氏が報じられてきたが、今週に入っての発表により、同氏はMicrosoftを辞めてZyngaのCEOに就くことが明らかになっている。

 Windowsのエンジニアリングを統括する役割は、「Windows Phone」ソフトウェアの責任者を現在務めているTerry Myerson氏に任されることになるという。また、サーバビジネス部門を現在率いているSatya Nadella氏が、クラウドコンピューティングやその他のエンタープライズ向け製品を専門に扱う部門を管理するようになるという。さらに、オンラインサービス部門を率いているQi Lu氏が「Bing」に加えて、「Microsoft Office」とSkypeのエンジニアリングを管理しているエンジニアリング部門を仕切ることになるという。

 なおBloombergによると、Ballmer氏は早ければ来週前半にも組織再編を発表する可能性があるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

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