メディア報道によると、Amazonは仮想アートギャラリーを開発しており、2013年夏に公開する予定だという。これが実現すれば、芸術家を支援するパトロンたちは高価なアート作品をオンラインで購入できる機会を得られる。
The Art Newspaperは英国時間6月27日、Amazonが自社サイト上で1000点以上の美術品を提供することを目指して、「少なくとも125のギャラリー」に接触したと伝えた。ある匿名のディーラーによると、Amazonは現在のところ109のギャラリーを確保したという。
Amazonの広報担当者はコメントを避け、「われわれは美術品に関していかなる発表もしていない」と述べた。
5月には、別の美術関連ウェブサイトGalleristNYが、Amazonは「Amazon Fine Art Gallery」と呼ばれるプロジェクトについて協議するため、ニューヨークにある複数のアートギャラリーに接触したと伝えた。Amazonはあるギャラリーのオーナーに宛てた覚書の中で、このオンラインギャラリーを「2013年夏」に開設する計画だと述べている。
The Art Newspaperの取材に応じたある匿名のディーラーによると、ギャラリーは「ウェブサイトが成功を収めるまで仮名」で美術品を提供できると告げられたという。Amazonはさらにディーラーたちに対し、このギャラリーは米国内のワイナリーからワインを直販する「Amazon Wine」のようなものになると述べた。
また、記事によると、Amazonはギャラリーから料金を徴収して作品を販売させるのではなく、売り上げごとに5〜15%の手数料を受け取る考えだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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