Instagramユーザーは、リリースされたばかりの同アプリの動画機能を受け入れており、提供開始後の24時間に500万本の動画をアップロードしたという。同社関係者が米CNETに述べた。
Facebook傘下のInstagramは米国時間6月20日、「iOS」と「Android」向けアプリに動画機能を追加した。同アプリは、最大15秒間の動画の撮影および共有により、さまざまな瞬間を新たな方法で記録することを可能にする。同機能は、エフェクトフィルタを搭載するとともに、動画の手ぶれ補正をアップロードプロセス中に実行する。Twitterの「Vine」アプリケーションに類似するこの動画機能は、Instagramが抱える1億3000万人のアクティブユーザーから初期段階での人気を得ているようだ。これらのユーザーは最初の8時間に多数の動画をアップロードしており、これらすべてを再生するのに1年かかるという。
ピーク時には、1分あたり40時間相当の動画がInstagramユーザーによってアップロードされた。NBA FinalsでMiami HeatがSan Antonio Spursに勝利した20日夜は瞬間最高件数を記録したと、同関係者は述べた。
初期の数字は、Instagramが動画共有機能を一般の人々にもたらすことができることを示唆している。このことは過去において、他のアプリメーカーにとって困難な課題であることが証明されてきた。
Instagramがもたらしたまったく新しい次元に、すべての人が夢中になっているわけではない。Apple評論家であり、幅広いフォロワーを持つブロガーであるJohn Gruber氏は、動画はInstagramを改悪するものだと述べた。同氏は、Instagramの動画機能について、アップロードが遅く、同サービスの簡素さを損なうものであり、焦点をずらしてしまうと批判した。「幸いにも、『Auto-Play Videos』(動画の自動再生)をオフにする設定がある。それがなければ、手放しているだろう」(Gruber氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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