オンライン作品集サービス「Creatty(クリエッティ)」を運営するConnehito(コネヒト)は6月17日、Creatty上に掲載されたデザインを製品化して販売する「Creatty Store(クリエッティストア)」の提供を開始した。
Creatty Storeは、「まだ見たことのないデザインを、あなたの手に。」をコンセプトに掲げるオリジナルデザイングッズの販売サイト。Creattyに作品を投稿するクリエーターのデザインをもとに、Connehitoとクリエイターが共同で商品を作成し販売する。製造から販売、発送、決済などはConnehito側で担当することで、クリエーターは在庫や初期費用を意識することなく商品を販売できる。利益の一部はクリエーターに還元される仕組み。
当初販売するのはスマートフォンやPC向けのスキンシール。クリエーター6人32点のデザインをプリントしたiPhone5やMacBook向けのシールとなる。今後はTシャツやトートバック、作品のプリントなどを販売していくという。販売を希望するクリエーターは、サイト上部の問い合わせフォームから、依頼や質問を投げることができる。
海外を見ると、Estyなどクリエーターの製品を扱うCtoCコマースが成功している。Connehito代表取締役社長の大湯俊介氏はその理由について、「広く英語圏の製品が有り、商品が公開される頻度も高い。日本でクオリティの高い作品を売り続けるには、まだその頻度が足りないのではないか」と語る。そんな考えの下、Connehitoがクリエーターの作品をもとに商品を製造する「CtoBtoC」型のモデルでの事業展開を決めたという。
同社ではまず、商品を販売するクリエーターの拡大に注力する。数カ月以内にも50人の商品を販売できる体制を整えるという。
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