ビルコムは6月6日、同社の提供するソーシャルギフトモール「Okkru(オックル)」をOEMで展開することを発表した。サービス名は「ギフト&サンプリング型O2O サービス」で、価格は初期費用が50万円から、月額料金が5万円からとなる。
Okkruは、Facebookの友人にスマートフォンからギフトを贈れるサービス。贈り主側のユーザーがFacebookメッセージ経由でギフトを贈り、受取り側のユーザーが送付先の住所を記入するシステムを採用しており、友人の住所が分からなくても商品を送ることができる。
2012年8月にサービスを開始し、現在は女性向けブランドを中心に75企業が出店、約700アイテムが販売されている。その中には、グランドハイアット東京やヒルトン東京などのラグジュアリホテルや、インテリアショップIDEE、アロマブランドDEICAなどの商品もある。同社によれば、ラグジュアリホテルの展開する3000円以上の高単価商品の決済ステップは、入金完了までのコンバージョン率が100%を記録しているという。
OkkruのOEM展開により、導入企業は自社でソーシャルギフトサービスを提供したり、Facebookを通じたO2Oクーポンを発行したりできるようになる。また、Facebookページのメニュー追加や、コマース機能の実装、デザインのカスタマイズなども可能だ。同社では、Okkruによって新規顧客の獲得や、来店促進(O2O)、企業ブランディングなどにつなげられるとしている。
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