富士通は6月5日、個人向けパソコン「FMV」3シリーズ4機種を6月7日より順次すると発表した。
中でも注目したいのは、14型ワイド液晶を搭載したウルトラブック「LIFEBOOK UH90/L」(市場想定価格:19万円強)だ。CPUには最新の第4世代「インテル Core i5-4200U プロセッサー」(開発コード名:Haswell)を搭載している。
さらに、超高解像度(3200×1800ドット)を実現するシャープの「IGZO」技術と、タッチパネルを搭載。Full HDの約2.7倍のきめ細かさと、262ppiの画素密度との組み合わせにより、高解像度のデジタル写真もより美しく、細かな文字もはっきり読めるとしている。
さらにデザインは「刀」をコンセプトとし、薄さ・堅牢性・美しいデザインを追求したMADE IN JAPANの製品だ。底面、背面まで360°どの角度から見ても美しい「オムニデザイン」を採用したという。駆動時間は約11.0時間、重さは約1.39kg。
また、15.6型ノートPC「LIFEBOOK AHシリーズ」もラインアップする。「AH45/K」(同:13万円強)では、大容量バッテリを搭載し、従来機種と比較して約2倍以上の約6.4時間のバッテリ駆動時間を実現。「AH42/K」(同:12万円強)では、約7.9時間の駆動が可能な大容量バッテリの搭載に加え、CPUに「インテル Pentium プロセッサー 2020M」を搭載するなど基本性能を強化した。
デスクトップPCは、23型ワイド液晶を搭載したデスクトップPC「ESPRIMO FH78/LD」(同:26万円前後)は、サブウーファーを載せ、最大出力30Wのハイパワースピーカーを搭載。大画面Full HD液晶との組み合わせで、AV機能を存分に楽しめるとしている。
個人向けクラウドサービス「My Cloud(マイクラウド)」も機能強化。家庭内で録りためた番組を外からスマートフォンなどで視聴できる機能を新規提供するほか、家庭内のエアコンの制御にも対応。まずはダイキン製からスタートし、順次拡大するという。今後はすべての新機種で「My Cloud」によるパソコンの新しい楽しみ方を提案していくとしている。
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