カリフォルニア州ランチョパロスベルデス発--Motorola Mobilityの最高経営責任者(CEO)であるDennis Woodside氏は、うわさされていた「Moto X」スマートフォンが10月までに登場することを世界に向けて明らかにした。同氏は当地で開催中のD: All Things Digital(D11)カンファレンスにおいて、実際のところMotorolaのスマートフォンの製品ラインすべてが刷新される予定であると語った。同氏は「登場予定のいくつかのスマートフォンは最終形ではないものの、Motorolaが目指す方向を示すものになる」と述べている。
Woodside氏は、自分のポケットの中にMoto Xが入っていると述べたものの、取り出して見せようとはしなかった。しかし同氏はこの製品について、周囲の状況を認識するようになっていると述べた。同製品はポケットから取り出されたことを検知してカメラを起動でき(その方法は説明されなかった)、ユーザーが自動車を時速60マイル(時速約96km)で運転している最中には、動作もそれに応じたものになるという。
携帯電話が変化を常に把握するということは、バッテリ持続時間に大きな影響を与える。Woodside氏によると、「Motorolaはこういったことを可能にするために、プロセッサを2つ搭載した」ため、バッテリ持続時間に悪影響は及ぼさないという。
同氏は「この携帯電話への関わり方は、競合他社とは異なっている」と述べている。同氏によると、Moto Xは米国テキサス州フォートワース郊外にある、2000人が働く工場で製造されるという。また同氏によると、同社の目指すところには通信キャリアも期待を寄せているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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