モバイル機器からのネットアクセス、15%に急増--KPCBのM・ミーカー氏が報告

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦2013年05月30日 10時42分
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 世界のインターネット利用人口は急速に拡大しており、その一因はモバイルデバイスにあるようだ。

 これは、シリコンバレーのベンチャーキャピタルKleiner Perkins Caufield ByersのパートナーMary Meeker氏が、AllThingsD主催の「D11」カンファレンスで米国時間5月29日に語ったものだ。それによると、2012年には世界中で24億の人々がインターネットを利用しており、2011年と比べて8%増加したとのことだ。それでも、世界の全人口の34%しかインターネットに接続していないことになる。さらにMeeker氏によると、米国では、インターネットの普及率は全人口比で78%だったという。

 Meeker氏のプレゼンテーションでおそらく最大のニュースは、インターネットにアクセスするモバイルデバイスが驚くべき勢いで増えていることだろう。同氏によれば、2009年5月時点で、モバイルデバイスはインターネットトラフィック全体の0.9%を占めるにすぎなかったが、その1年後にはその割合が2.4%に増えた。さらに2013年5月にはその割合は15%にまで急上昇している。この流れで行けば、2014年末までにモバイルデバイスが全インターネットトラフィックの実に30%を占める可能性があると、Meeker氏は報告している。

 しかし、モバイルメディアに出稿する広告主は、スマートフォンやタブレットにまだ媒体としての価値を見いだしていないようだ。2012年には、米国人は平均でメディア消費時間の12%をモバイルデバイス上で過ごしていた。これに対し、米国の広告費のうち、モバイルデバイス向けに割かれているのは全体の3%だった。マーケティング担当者がこの価値に気づき、使われる広告費の割合がモバイルデバイスの利用時間の割合に追いつけば、企業は広告機会により200億ドルを得ることも可能だと、Meeker氏は主張している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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