だが、Surface RTは、ARM版のWindows RTを搭載しており、Windowsストアから提供されるアプリだけの動作に限定していた。Surface Proでは、旧来のWindowsアプリケーションを動作させたり、Active Directoryに対応していることから、個人ユーザーに加え、企業ユーザーにとっても、いよいよ本命ともいえる製品が登場したことになる。
日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows本部長の藤本恭史氏は、Windows 8の最新動向について触れ、出荷が1億ライセンスに達したことや、これまでに739個のアップデートを行い品質を向上させたこと、2400種類の認定システムがあるといった実績を説明した。
Windowsストアから提供されるアプリが、ローンチ時の6倍に到達し、2億5000万件のダウンロードに達したことなども紹介した。日本では、Windowsストアに新たにコナミが参加し、7月以降ゲームタイトルを順次リリースすることを明らかにした。
「今後、モバイル市場が拡大していく中でマイクロソフトはモバイル市場にベット(賭ける)ことを明確にしたのがWindows 8となる」(藤本氏)
今回のSurface Proの発売にあわせて、BEAMSやBAROQUE Japan(バロックグループ)のほか、映画『攻殻機動隊ARISE』との共同プロモーションを展開。オリジナルのコラボデザインキーボードが当たるキャンペーンを6月30日まで実施する。Surface Proなどの購入者を対象にキャンペーンオリジナルのタッチカバーをプレゼントするという。
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