アイ・オーデータ機器は5月29日、PC用の地デジチューナ「テレキング GV-MVP/FZ2」を発表した。B-CASカード不要の地上RMP方式を採用したほか、最大12倍録画ができるトランスコードを内蔵する。発売は6月下旬。価格は1万600円になる。
高さ75mm×幅23mm×奥行き10mmで、重量約16gのUSBメモリサイズに地上デジタルチューナを内蔵。従来のB-CASカードではなく、ソフトウェアによってコンテンツを保護するRMP方式を採用する。同社によると、この方式を採用したのは業界初になるとのことだ。
トランスコード機能を使用すれば、デジタル放送の解像度をそのままに最大12倍圧縮処理することが可能。複数挿すことで最大8チャンネルの同時録画に対応するほか、「1局まるごと録画」機能も備える。
アイ・オー・データ機器製無線LANルータ「WN-AG600DGR」に接続すれば、地デジを無線LAN経由でiPad、iPhone、Android端末(Android版は7月上旬対応予定)に配信できる。
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