アイ・オー、「RECBOX+REMOTE」にトランスコードを搭載した新モデル

  • 「HVL-AT」シリーズ

 アイ・オー・データ機器は5月29日、録画したテレビ番組を屋外から視聴できる「RECBOX+REMOTE」に、映像サイズを変換し配信するトランスコード機能搭載モデル「HVL-AT」を追加した。発売は6月下旬。2TバイトHDDを内蔵した「HVL-AT2.0」(価格:3万4900円)、3Tバイトモデル「HVL-AT3.0」(同:4万3400円)、4Tバイトモデル「HVL-AT4.0」(価格:5万8300円)の3機種をそろえる。5月7日には開発発表が伝えられており、価格は未定としていた。

  • リアパネル

 録画したハイビジョン番組を、インターネットを利用してPCやスマートフォンから視聴できることに加え、通信速度に合わせて映像サイズを変換するトランスコード「Smartplaying Engine」を搭載。Wi-Fiやモバイル回線といった通信環境を問わず、スムーズな視聴が可能だ。

 映像のサイズ変換は再生時のみ変更しているため、元映像の画質は劣化させていないとのこと。視聴対応端末は、NTTドコモの「ARROWS NX F-06E」「Disney Mobile on docomo F-07E」と、ソフトバンクモバイル「ARROWS A SoftBank 202F」で、いずれも視聴用アプリ「DiXiM Player」がインストールされており、簡単に視聴ができる。

 サイズは高さ40mm×幅215mm×奥行き183mmで、重量約1.2kg。外出先からPCで録画番組を視聴できるリモート視聴ソフトウェア「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」も無料でダウンロード提供される。

  • 「GV-TRC/USB」

 あわせて通信速度に沿って映像を圧縮変換するUSBトランスコーダ「GV-TRC/USB」も発表した。発売は6月中旬。価格は9500円になる。

 Smartplaying Engineを搭載し、「RECBOX HVL-A」シリーズと組み合わせると、HVL-ATシリーズ同様の再生環境を構築することが可能。PCB用テレビキャプチャ「GV-MVP/X3、X2」シリーズと合わせて使用すれば、録画した番組を画質変換させたり、最大でデータ容量を約18分の1へと圧縮したりすることができる。

 サイズは高さ75mm×幅23mm×奥行き10mmで、重量約14gのUSBメモリサイズになる。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]