アイ・オー・データ機器は5月7日、録画したテレビ番組を屋外から視聴できる「RECBOX+REMOTE」に、映像サイズを変換し配信するトランスコード機能搭載モデル「HVL-AT」を開発したと発表した。発売は6月を予定。価格は未定としている。
RECBOX+REMOTEは2月に発売されたモデルで、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルおよび124/128度CSデジタル放送などのハイビジョン映像を、フルデジタルで高画質のまま屋外に配信できることが特長だ。
開発発表されたHVL-ATは、録画予約時にリモート視聴向けの画質設定をしたり、映像変換を行ったりする必要なく、外出先での視聴に適した映像サイズに変換し配信できるというモデル。ダビング、ムーブ操作を自動的に行うほか、最高画質で録画されたハイビジョン映像を、リアルタイムで圧縮し、適切なデータサイズに変換して配信できるとしている。
5月7日にソフトバンクモバイルから発表された、DTCP+に対応したスマートフォン「ARROWS A SoftBank 202F」とRECBOX+REMOTEを組み合わせれば、従来PCに限られていた外出先での録画番組の視聴をすることも可能だ。
なお、アイ・オー・データ機器では、従来のRECBOX+REMOTEと組み合わせることで、トランスコード機能を利用できるオプションアダプタ「GV-TRC/USB」もあわせて発表するとしている。
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