個人的な旅行から短期出張まで、いわゆる泊まりがけのイベント管理に便利なのが「旅のしおり」だ。その名のとおり、旅の情報(旅程)となる“しおり”を作れるアプリで、「楽天トラベル」や「エクスペディア」「ABロード」などの宿泊先情報を取得して、しおりに反映させられる。
参加するイベントや利用する施設などの情報は「スポット」として登録しておける。登録時に「Googleマップ」の緯度・経度情報を取得するため、面倒な住所入力の手間を省けるのもポイントだ。旅程またはスポットの作成時には、ウェブで検索した画像も貼り付けられるので予定のイメージをつかみやすい。自身で撮影した写真データを後で追加することもでき、旅程を振り返る際にも役立つ。旅費などの経費も細かく登録可能だ。
このアプリの特徴は、国内外の旅程を簡単に管理できる点にある。ウェブの情報を使って入力の手間を省き、イメージ検索によりビジュアルを強化できる。また、スポット機能でどこへ行ったか、どんな施設を利用したかを登録でき、一度登録した内容なら再利用できる。短期出張先がある程度決まっている場合や毎年行く旅行先などであれば、より入力は簡単になる。
ちなみに、楽天トラベルなどを利用したウェブ情報検索・入力は、宿泊施設の検索にしか対応していない。今後、観光施設やイベント会場なもにも対応すると、より使い勝手が向上するだろう。とはいえ、旅程管理アプリとしては必要十分な機能が備わっている。無料版の「旅のしおりFree」も公開されているので、興味のある人はまずはこちらの利用をお勧めしたい。
>>「旅のしおり」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス