Twitterが、新興企業Lucky Sortの買収によって、陣容をさらに拡大しようとしている。Lucky Sortは、オレゴン州ポートランドを拠点とし、ビッグデータやテキストマイニングの可視化エンジンを手がけている。
Lucky Sortチームは米国時間5月13日、ホームページで今回の買収を認めた。
詳細はあまり明らかにされていないが、Lucky Sortチームのメンバー数人がサンフランシスコに移ってTwitterの「revenue engineering」部門に加わるという。
また、Lucky Sortの最高経営責任者(CEO)であるNoah Pepper氏が、現在の顧客については「われわれがTwitterにおける将来に十分に集中できるように、今後数カ月以内に当社のシステムからの」移行が進められると述べているので、少なくともスタンドアロンの製品としては、Lucky Sortの事業は終了するようだ。
買収の金銭的条件は明らかにされていないが、TechCrunchの報道によると、Lucky Sortは買収契約を交わす前におよそ60万ドルのベンチャー資金を調達していたという。
Twitterはビッグデータを扱う新興企業に大きな関心を示しているが、それはおそらく、1日あたり数億件という大量のツイートを社内で分析できるようにするためだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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