スマホ利用の家庭教師サービス「mana.bo」が今夏本格展開を前に資金調達

岩本有平 (編集部)2013年05月13日 12時00分

 スマートフォンやタブレットを利用した家庭教師サービス「mana.bo」を開発、運営するマナボは5月13日、サイバーエージェント・ベンチャーズなどから、総額3800万円の資金調達を実施したことを明らかにした。

 mana.boはスマートフォンやタブレット端末、PCを活用した家庭教師サービス。専用のアプリを通じて音声チャットや写真、手書き入力の内容を共有することで、オンデマンドかつリアルタイムで個別の学習を実現するサービス。

 たとえばある塾の生徒が個人で学習している最中、解法の分からない問題があった際に解法の指導を求めると、通知を受けた講師やチューターがアプリを通じてリアルタイムに指導をする、といった使い方ができる。

 すでに1月からベネッセをはじめ、塾運営会社など約10社の法人に対して試験的にサービスをOEM提供しており、今夏には法人向けにサービスを本格展開する予定だ。マナボが抱えるチューターに指導をアウトソースするといったことにも対応しており、将来的にはOEMだけでなく、マナボが個人向けにサービスを提供することも予定している。

 マナボでは今回の資金調達をもとに、塾や予備校、学校法人、家庭教師斡旋会社向けのマーケティングを強化するほか、mana.boの一般公開に向けた開発推進、人材拡充を予定する。チューターが自身で指導に関する料金を設定したり、ユーザーからの評価をうけるといった機能も提供していく。

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