今は多分、Appleへの否定的な見方を先送りすべき時期なのかもしれない。
comScoreの調査によると、Appleの「iPhone」シリーズは2013年第1四半期、米国のスマートフォン市場で39%のシェアを獲得し、市場シェア21.7%のサムスンに対するリードを広げたという。
興味深いのは、Appleの「iOS」がGoogleの「Android」から市場シェアを奪った点だ。従来は、Androidの方がより急速に成長していた。
2012年第4四半期と2013年第1四半期のスマートフォン市場を比較すると、Appleはシェアを3ポイント近く伸ばしたのに対し、サムスンはわずかな増加にとどまった。両社に続く携帯電話メーカー大手3社のHTC、MotorolaとLGはいずれもシェアを落とした。
第1四半期は、スマートフォン新製品の発売という点ではかなり静かだった。サムスンの「GALAXY S4」やHTCの「HTC One」といった主力製品については、米国発売が第2四半期の初めになった。
その結果、現行機種が好調を維持し、「iPhone 5」とそれ以前のiPhoneや「GALAXY S3」が数字を伸ばしたようだ。
第1四半期のプラットフォーム別市場シェアでは、GoogleのAndroidが首位の座を守ったものの、前四半期から1ポイント以上減らして52%となった。Apple以外で市場シェアを伸ばしたのは、Microsoftの「Windows Phone」だけで、微増して3.0%となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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