Adobe Systemsは、タブレット向けのハイエンド写真編集ソフトウェアのリリースを計画している。この新しいアプリケーションは、PC用ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」と近い関係の製品となり、クラウドに接続されたコンパニオンソフトウェアの役割を果たすと思われる。
AdobeでLightroom担当のグループ製品マネージャーを務めるTom Hogarty氏は米国時間5月1日、「Adobe Photoshop」の第一人者であるScott Kelby氏が司会を務めるオンライン番組「The Grid」で、同アプリケーションの初期プロトタイプ版のデモを行った。
Hogarty氏によると、AdobeはPC中心の写真編集ソフトウェアですぐれた成果を上げてきたが、写真撮影に関するワークフローにネット接続とモバイル機器をもっとうまく組み込む必要があるという。
Hogarty氏は、同アプリケーションの出荷時期や機能について言質を与えようとしなかったが、「iPad 2」上で動作するプロトタイプソフトウェアの一部機能を披露した。同氏はさらに、機能についていくつかの詳細を次のように明らかにした。
また、何の確約もしなかったが、同氏はLightroomのライブラリモジュール機能の一部を搭載したいと述べた。たとえば、アプリケーション内で写真をカテゴリごとに分類したり、「採用」フラグおよび「除外」フラグで振り分けたりする機能などだ。
「列車に乗ってコンピュータを使用している時間が2時間ほどある。その間に画像の分類や選択ができればありがたい」(Hogarty氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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