アドビ、タブレット向けハイエンド写真編集アプリを開発中--プロトタイプをデモ

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫2013年05月03日 14時09分
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 Adobe Systemsは、タブレット向けのハイエンド写真編集ソフトウェアのリリースを計画している。この新しいアプリケーションは、PC用ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」と近い関係の製品となり、クラウドに接続されたコンパニオンソフトウェアの役割を果たすと思われる。

 AdobeでLightroom担当のグループ製品マネージャーを務めるTom Hogarty氏は米国時間5月1日、「Adobe Photoshop」の第一人者であるScott Kelby氏が司会を務めるオンライン番組「The Grid」で、同アプリケーションの初期プロトタイプ版のデモを行った。

 Hogarty氏によると、AdobeはPC中心の写真編集ソフトウェアですぐれた成果を上げてきたが、写真撮影に関するワークフローにネット接続とモバイル機器をもっとうまく組み込む必要があるという。

AdobeのRAW画像編集用プロトタイプソフトウェアは、Lightroomに搭載される編集機能の多くを備えていた。
AdobeのRAW画像編集用プロトタイプソフトウェアは、Lightroomに搭載される編集機能の多くを備えていた。
提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET

 Hogarty氏は、同アプリケーションの出荷時期や機能について言質を与えようとしなかったが、「iPad 2」上で動作するプロトタイプソフトウェアの一部機能を披露した。同氏はさらに、機能についていくつかの詳細を次のように明らかにした。

  • 露光量や明瞭度、シャドウ、ハイライト、ホワイトバランスといったLightroomの現像モジュールのパラメータなど、RAW画像フォーマットで撮影された写真の編集機能。
  • タブレットで加えた変更がPC上の同じ写真に反映されるクラウド同期編集機能。
  • 写真の焦点や詳細をチェックするために画像を100%表示可能なズーム機能。

 また、何の確約もしなかったが、同氏はLightroomのライブラリモジュール機能の一部を搭載したいと述べた。たとえば、アプリケーション内で写真をカテゴリごとに分類したり、「採用」フラグおよび「除外」フラグで振り分けたりする機能などだ。

 「列車に乗ってコンピュータを使用している時間が2時間ほどある。その間に画像の分類や選択ができればありがたい」(Hogarty氏)

Adobeのプロトタイプソフトウェアは、iPad 2で動作し、ズームインして36メガピクセルRAW画像の表示が可能。
Adobeのプロトタイプソフトウェアは、iPad 2で動作し、ズームインして36メガピクセルRAW画像の表示が可能。
提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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