モブキャストは4月22日、スポーツに特化したモバイル向けゲームプラットフォーム「mobcast」を正式にオープン化したと発表した。これまで限定的に募集していたオープン化への参加を一般開放し、開発者向けにも情報提供を開始する。
mobcastは、スポーツ系ソーシャルゲーム「mobcastゲームス」、世界中のスポーツ情報やコンテンツを配信するスポーツメディア「mobcastスポーツ」を提供する、スポーツに特化したモバイル向けサービス。現在、300万人超の会員が利用しているという。
今回のオープン化は、プロ野球やJリーグの試合会場でのゲームと連動したマーケティング活動や、スポーツ国際大会への協賛、2013年4月に開始したTV番組と連動するウェブプロジェクト「ビバスポ!」など、スポーツエンタテインメント連動のマーケティング施策の拡充に伴うもの。
同社は、スポーツ系コンテンツ配信サービス「mbc connect(モブキャスト コネクト)」と、決済サービス「mbc wallet(モブキャスト ウォレット)」を2012年10月からベータ版として数社に限定して提供してきたが、今回正式運用を開始する。また、開発パートナー向けサイト「mobcast development partners site」を公開する。
オープン化開始時点では、大手ゲームメーカやIT系サービス提供会社など17社が参加する。今後はmobcastにスポーツ系コンテンツを提供するパートナーの募集を広く一般に開放し、開発者向けにも広く情報を提供するとしている。
また、コンテンツパートナーのコンテンツ販売を支援するために、コンテンツパートナーのソーシャルゲームなどについて、mobcast内でのプロモーション、ビバスポ!やテレビコマーシャルによるプロモーション活動など、複数メディアをクロスしたマーケティングやプロモーション支援をするとしている。
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