米Yahooの2013年第1四半期決算は売り上げがほぼ横ばいとなり、特別費目を除外した後の純利益は前年同期比26%増の4億2000万ドルだった。
同社に対するウォール街の事前予想では、売り上げが前年同期比2%の増加、純利益を同9%の増加となっていた。トラフィック獲得コストを除いた2013年第1四半期の売り上げは10億7000万ドルで、2012年第1四半期からは横ばいだった。
非GAAPベースの希薄化後1株あたりの純利益は、前年同期が0.27ドルだったのに対し、今四半期は0.38ドルとなった。
Yahooの最高経営責任者(CEO)を務めるMarissa Mayer氏は次のように述べた。「私は第1四半期におけるYahooの業績に満足している。われわれは、事業が引き続き安定していることを確認し、チームを強化し、当社の製品やパートナーシップへの対応を迅速に実施してこの1年をスタートさせた。われわれは現在、ユーザーにとってより直感的で美しくデザインされた体験を展開するため、迅速に動いている。私は、われわれの製品に施している改善が会社の長期的な成長の土台を作ると確信している」
だが、決算発表直後の投資家の反応は否定的で、Yahooの株価は時間外取引で4%近く下落した。
Mayer氏は2012年7月にYahooのCEO職を引き継いで以降、同社のホームページ、電子メールサービス、写真共有サービス「Flickr」などの刷新を指示してきた。同社の株価はそれに反応し、50%以上上昇した。過去52週の最安値記録である14.59ドルに対し、米国時間4月16日の終値は23.79ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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