GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は4月10日、米fluxflex(代表者=久保渓氏)との資本業務提携を発表した。fluxflexの開発者向けクレジットカード決済サービス「WebPay」の展開支援を開始した。
RESTful APIであるWebPayは、短時間で容易に組み込みが可能なクレジットカード決済サービス。言語やOSに依存しないAPIのため、iOSやAndroid、Windowsなどのアプリ内課金でも容易に決済サービスを実装できるという。対応端末や決済画面の遷移などの柔軟性を損なうことなく、組み込みに要する開発時間を大幅に短縮できると説明する。
GMO-PGは、fluxflexへクレジットカード決済処理機能と加盟店契約のインフラを提供することで2013年度中にWebPayを200店舗に展開するとしている。
従来の決済システムのAPIは複雑さが課題とされている。言語やOSに依存せずに使いやすいAPIやライブラリの形で導入できる決済システムに対する需要が高まっているといわれている。
米では、決済システムの組み込みやすさが特徴の「Stripe」のような決済サービスが注目を集め、加盟店数や取引高を伸ばしているという。fluxflexは、Stripeと互換性のある決済APIを提供している。
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