「placekitten」は、指定されたサイズのダミー画像をオンラインで生成してくれるサービスだ。ダミー画像として使われる写真はすべて子猫(kitten)が用いられており、サイズの指定はもちろん、モノクロへの変換も指定できる。
ウェブサイト制作などに欠かせないダミー画像をオンラインで生成してくれるサービスはいくつもあり、ベタ塗り画像の上にサイズだけが記載されているサービスもあれば、フォトサービスから写真を読み込んでダミー画像として加工するサービスまで種類はさまざまだ。本サービスは後者の一種だが、他サービスとの大きな相違は、使われる写真がすべて子猫(kitten)の写真に統一されていることだ。
使い方は簡単で、URLの後ろにサイズを入力するだけ。例えば200×300ピクセルの画像が必要であれば、URLの「placekitten.com」の後ろにスラッシュで区切って「placekitten.com/200/300」といった具合にパラメータを入力する。サイト上にとくにフォームなどはなく、URL欄にダイレクトに入力する形になるので、ふだんURL欄を非表示にしている場合はやや手間だが、そのぶん外部から呼び出すのも容易だ。
また、モノクロの写真が必要であればサイズのパラメータの前に「/g」を入れて「placekitten.com/g/200/300」といった具合にすればよい。サイズについては正方形であれば2000×2000ピクセル程度まで対応し、縦長もしくは横長の画像の場合は、一辺の長さがそれ以上であっても対応することがあるようだ。このあたりは元画像のサイズに依存しているものと思われる。
表示される写真の種類はサイズごとに異なり、同じサイズであれば必ず同じ画像になる。そのためリロードするたびに画像がローテーションするといったことはないが、パラメータを指定することで任意の画像を呼び出す機能も備える。機能としては決して豊富ではなく、また稀にサイズがうまく認識できない場合があるなど不安定な動作も見られるが、文字のみのダミー画像では味気ないと感じる場合、試してみたいサービスだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス