Facebookが先週送付した報道陣向けイベントの招待状には、当初考えられていた以上の内容が盛り込まれている可能性がある。
Facebookは先週、同社が米国時間4月4日に開催するイベントの招待状を発送した。招待状の中で同社は、「Come See Our New Home on Android(『Android』上の新しいホームを見に来てください)」と記している。同イベントがAndroidに関連するものであること以外に、同社は何の詳細情報も明らかにしていなかった。
しかし、招待状のメッセージは、「Facebook Home」という同社が取り組む新製品の名称を暗に含むものである可能性があると、Googleニュースサイトの9to5Googleが同社の計画に詳しいと主張する人物らの話として報じている。同サイトの情報筋らによると、Facebookは、HTC端末上で稼働し、メッセージング、写真、コンタクトといったFacebookの多数の機能とアプリを最前面に配置するAndroidモバイルOSの1バージョンに取り組んでいるという。9to5Googleによると、このプロジェクトはFacebook Homeという名称であるため、メッセージには「New Home on Android」と記されているのだという。
9to5Googleの情報筋らは、同イベントで具体的に何が披露されるのかについては述べていないが、Facebookが、Androidを基に構築された同社OSの実際の動作方法について詳細に説明すると予測している。これらの端末に対応する契約を交わした通信事業者は現時点ではないが、FacebookとHTCの両社が交渉を進めていると9to5 Googleは報じている。FacebookとHTCはHomeを推進するための広告キャンペーンも開始する予定であると、9to5Googleは述べている。
米CNETは、うわさされるこのプロジェクトについてFacebookにコメントを求めているが、まだ回答は得られていない。
米国太平洋時間4月1日午前10時55分の更新情報:Android Policeは、スクリーンショットとシステムダンプを確認したと報じている。これには、「『Myst』という開発コード名のミッドレンジのHTCスマートフォン」が示されているという。このスマートフォンは「2012年11月にリークした『HTC Opera』に非常によく似ているとも思われる。HTC Operaも『Facebook phone』であるとされていた」と同記事には記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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