米航空宇宙局(NASA)の宇宙船「Mars Science Laboratory」が備える火星探査機「Curiosity」に搭載された2台のマストカメラが撮影した画像から、4ギガピクセルという驚くべき火星のパノラマが編集された。遠く離れた火星の姿を最も詳細にとらえたものの1つかもしれない。
ゲイルクレーターを写したこのパノラマ写真は、エストニアの写真家Andrew Bodrov氏がデジタル処理でつなぎ合わせた295枚の画像から作られたものだ。その最終形は、9万×4万5000ピクセルという驚異の解像度に仕上がった。
一部のコンピュータのトラブルにもかかわらず、Curiosityのミッションは、見事な発見をもたらし続けている。NASAは数週間前、Curiosityが収集した岩石粉末のサンプルを分析した。同サンプルは微生物の生命を示唆する主要な要素を含んでいた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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