Bloombergが米国時間3月26日午後、興味深いニュースを掲載した。Intelが、計画中のオンライン有料TVサービスに関連してコンテンツプロバイダー数社と交渉中だという。チップ業界で圧倒的な首位を維持するIntelに対するメディアの扱いを考えると、これが実現すればトップ記事級のニュースになるだろう。交渉中の両陣営はどうやら、提案されたサービスの大枠について一般的な合意に達したが、細部については依然として解決していない点もあるようだ。
Bloombergの記事では、Time Warner、NBC Universal、Viacomといったコンテンツプロバイダーの名前が挙がっている。情報筋がBloombergに語ったところでは、IntelはNews Corp.とも交渉を開始しようとしているが、The Walt Disney Companyと、米CNETの親会社であるCBSとの協議は、「もっと予備的な段階」だという。
現時点では、答えよりも疑問の方が多く、これがPC市場への依存度を下げることに寄与するIntelの戦略の一環だとすればなおさらだ。だが、コンテンツプロバイダーは、既存のケーブルTVおよび衛星TVシステムの布陣に対抗する存在としてIntelが台頭することを歓迎する可能性が高い。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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